WindowsPC上のApacheで動いていた古いpukiwikiをdockerのApacheに移行した件

概要

(色々あって)自宅のWindowsPCのApacheサーバ上でひっそり稼動していた個人的用途のpukiwikiを、UbuntuPCのDockerに作ったApacheサーバに移行したとき作業内容を備忘録として残します。

作業

  1. サーバ準備
    1. Ubuntuをインストール(isoをDVDに焼いて手順どおりにインストールするだけ)
    2. UbuntuPCにDockerをインストール
    3. apache-phpコンテナをDockerで起動
  2. データ移行
    1. WindowsPC上でpukiwikiを1.5.0にアップデート
    2. WindowsPCからUbuntuPCにpukiwikiデータをコピー(フォルダごと移すだけ。パーミッションは要注意)

作業メモ

Dockerインストール手順

こちらの記事を参考にさせていただきました。感謝。

いまさらDockerに入門したので分かりやすくまとめます

ubuntuでインストールするために必要な準備

sudoグループにユーザを追加

sudo gpasswd -a 新しいユーザー名 sudo 

rootでインストールコマンドを実行

sudo su -

apache-phpコンテナを起動する方法

こちらの記事を参考にさせていただきました。感謝。

DockerでPHP7.0×Apacheの環境を構築する

pukiwikiバージョンアップ

これまで使っていたpukiwikiはバージョン1.4.7、PHP5.3で動いていましたが、上記記事の手順で作ったPHP7.0のサーバでは動きませんでした。(parse errorが出力される)

php5.3-apacheというコンテナイメージは無いようなので、php5.4-apacheで試してみましたが、こちらも動きませんでした。(画面が真っ白)

pukiwikiのバージョンを最新にアップデートしました。 手順はpukiwiki公式の記事patchにより1.4.7_notbを1.5.0にバージョンアップする手順を参考に、Git Bashでアップデートしました。 その結果、PHP7.0では動きませんが、PHP5.4では動きました。 (個人的用途、かつ、自宅LAN内での使用なので、ひとまず良しとしました)

感想

今回の作業はコンテナの勉強を兼ねていたのですが、今更ながら、コンテナ凄いなと思いました。エンジン(Webサーバ)とデータ(HTML, PHPプログラム)を分離して、エンジン部分はガシガシ作ったり消したりする。サーバ仮想化がインフラ屋さんのための技術だとすれば、コンテナはアプリ屋さんのための技術、という印象。素敵です。